昨夜、伊勢神宮 豊受大神宮(外宮)において、“遷御の儀”が執り行われ、当社禰宜が特別奉拝をさせていただける機会に恵まれました。 時折鳥や虫の鳴き声だけが聞こえる静寂に包まれた浄闇の中を、楽長、楽師による道楽の調べで静々と絹垣(きんがい)の内に入らせられたご神体が出御あらせられ、御道敷の白布の上を新殿へとお渡りになりました。 その瞬間は言葉には言い表せないほど緊張するとともに身体が震えるほどの感動を覚えました。 写真は、遷御の儀が始まる2時間以上前に撮影させていただいたものです。