本日早朝、文月朔日(ふみづきついたち)の月次祭(つきなみさい)を斎行し、皇室の弥栄と国の平安、氏子崇敬者の繁栄をお祈りいたしました。
今月の生命の言葉(いのちのことば)
「人の一生は曲り角だらけだ」
山本周五郎
小説『ながい坂』の中の台詞。
初めて挫折した時、きっと落ち込むだろう。
しかし気にする必要はない。
人の一生とは決して真っ直ぐなものではなく、
そうした曲り角の連続なのだから。
~参考~
山本周五郎(やまもと しゅうごろう)
明治36年(1903)~昭和42年(1967)。小説家。本名、清水三十六(さとむ)。小学校卒業後、銀座の山本周五郎商店へ奉公に出、そこで同人誌を書き始める。庶民の人情を描き、また歴史小説にも優れた作品を残した。直木賞他全ての賞を辞退し、生涯一つとして賞を受けとることはなかった。
写真は今日の境内です。夏越大祓を終えて、いよいよ下半期がスタートしました。残る半年も皆様のご多幸ご健勝をお祈り申し上げます。
杏子の実のなる季節、ご参拝の皆さまに実り多きことを祈ります