本日午前7時より文月朔日(ふみづきついたち)の月次祭(つきなみさい)を斎行し、皇室の弥栄と国の平安、氏子崇敬者の繁栄をお祈りいたしました。
今月の生命の言葉(いのちのことば)
「世の中に人をそだつる心こそ 我をそだつる心なりけれ」
荒木田守武
人を育てる心は、すなわち自らを育てる心につながる。
人を育てることは、自らの成長でもある。
出典『世中百首』
~参考~
荒木田守武(あらきだ もりたけ)
1473~1549年。伊勢皇大神宮の神官。神宮在職中は争乱相次ぐ戦国の世で式年遷宮も中絶したが、仮殿遷宮祭を奉仕する等、神宮奉護に力を尽くした。また神明奉仕の傍ら俳諧連歌に取り組み、山崎宗鑑と並ぶ俳諧連歌の祖として仰がれた。
写真は午前7時前の境内です。夏越大祓を終えて、いよいよ下半期がスタートしました。残る半年も皆様のご多幸ご健勝をお祈り申し上げます。
山梔子(くちなし)の白い花咲くこの季節 ご参拝の皆さまに「幸多かれ」と祈ります