本日、杉並区立高井戸東小学校６年生の音楽授業で「雅楽教室」を実施し、雅楽演奏と雅楽器体験を行いました。 校長先生と音楽の先生が、居木神社に隣接する芳水小学校に赴任されていたことが縁で依頼を受け、禰宜が一緒に活動している雅楽仲間15名にて小学校を訪れ、雅楽を通して子供達と触れ合いました。 色とりどりの狩衣に身を包んで奉仕したため、平安絵巻を見ているかのような光景でしばし児童を悠久の世界にいざないました。 初めに、雅楽の歴史と皇室・神社との関係について説明し、「日本の伝統文化・歴史をきちんと学び、日本人としての誇りを持って外国人に日本の文化を伝えられる国際人になってほしい」と子供達に語りかけました。 続いて、「平調音取（ひょうじょうのねとり）」「越殿楽（えてんらく）」を演奏。 各楽器紹介の後、児童と一緒に「越殿楽今様」を合奏し、同じ旋律で歌詞の異なる「豊栄の舞（とよさかのまい）」は巫女舞を入れて演奏しました。 その後、たっぷり時間をとって実際に児童一人一人に楽器体験をしてもらいました。 そして最後に軽快な雅楽曲「陪臚（ばいろ）」を演奏して終了しました。 子供達の真剣な眼差し取組みを見て、奉仕させていただいた私たちにとっても大変有意義な時間を過ごすことができました。