本日早朝、水無月朔日(みなづきついたち)の月次祭(つきなみさい)を斎行し、皇室の弥栄と国の平安、氏子崇敬者の繁栄をお祈りいたしました。
今月の生命の言葉(いのちのことば)
「全徳の人は得難し 一失あれば一徳あり」 徳川吉宗
全てに優れた人を得ることは難しいが、どの人間にも、必ず短所もあれば長所もある。短所ばかりを見るのではなく、長所を見つけてそれを生かして用いなければならない。 『兼山麗澤秘策』
~参考~
徳川吉宗 (とくがわ よしむね)
貞享元年(1684)~寛延四年(1751)。二代紀州藩主 徳川光貞の四男として生まれ、葛野藩主、紀州藩主を経て八代将軍となる。身分にこだわらず、目安箱等にて庶民の意見にも耳を傾けて、質素倹約を旨とする経済政策、享保の改革を行った。
梅の実のなる季節、ご参拝の皆さまに実り多きことを祈ります