大崎鎮守 居木神社

鯉幟(こいのぼり)

爽やかな風薫る五月、新緑眩しい季節となりました。
今が一年中で一番過ごしやすい時期です。

明日は端午の節句(5月5日・こどもの日)を迎えます。
都会地では最近鯉幟の姿を見かけなくなってきましたが、悠々と青空を泳ぐ鯉幟はこの季節にぴったりはまっています。
子供の成長を祈り、祝って立てる鯉幟。
これからも大切にしていきたいものです。

平25.4.28 鯉幟 (8)平25.4.28 鯉幟 (4)

~鯉のぼりについて~ 中国・黄河の上流に「龍門」という所があり、そこの急流を鯉が登りきれば“龍”になると言われています。このことを「登龍門」といいます。とても難しいことで、多くの鯉の中から秀れた鯉が激流を登りきることができるのです。大勢の男の子たちがスタートラインに並んでいますが、我が子だけは是非、龍門の瀧を登って“龍に出世”してほしいという願う親心から、鯉幟を立てて“出世を祈願する呪術(まじない)”として「鯉のぼり」を立てるようになりました。