大崎鎮守 居木神社

9月23日 秋分の日

朝、太陽が正中(せいちゅう)より上がってきて柔らかい日差しが神社の境内に降り注いでいます。(午前6時40分過ぎ頃撮影) IMG_2769
秋分の日は、昭和23年に「祖先を敬い、亡くなった人をしのぶ日」として法律で国民の祝日に制定されました。 元々農村部では、春分の頃に豊作を祈り、秋分の頃に豊作を祝う自然信仰があり、山の神様である祖先の霊を春分以前に山から里に迎え、秋分以降に里から山へ送る儀式が行われていました。しかし、仏教の浸透とともに秋分は「秋の彼岸」として祖先を供養する意味を持ち始めました。 明治時代に秋分の中日を「秋季皇霊祭(しゅうきこうれいさい)」と定め、宮中において祖先をまつる日となった事がきっかけで、一般市民の間でもそのように定着していきました。 祖先を敬い感謝の心をもって過ごしたいものです。